F1史上初の日本人レッドブルドライバーが誕生する。
角田裕毅は2025年日本グランプリ(4月6日決勝)からレッドブルに昇格し、マックス・フェルスタッペンのチームメイトとしてデビューする予定だ。
「信じられないほど速い」とマルコ氏が評価する角田と、「精神的に強い」と称されるローソン。
2024年後半の直接対決では角田が予選6勝0敗と圧倒した実績が評価されたが、母国での大舞台、短期成績が芳しくなければ早期降格の可能性も。
約90戦の経験を持つ角田にとって、F1キャリア最大の挑戦が始まる。
【角田裕毅 vs リアム・ローソン】 2024年の成績とタイムで徹底比較!
角田裕毅とリアム・ローソンの実力比較において、経験と2024年シーズンの成績では角田が圧倒的に優位に立っている。
2024年シーズン成績比較では、角田が年間ランキング12位に対し、ローソンは21位と大きな差がついた。
入賞回数も角田が9回、ローソンは2回と、角田の安定した走りが目立つ結果となった。
特に注目すべきは、2024年後半の6戦における直接対決だ。
予選では角田が6勝0敗と完勝。決勝でも角田が4勝2敗と優勢だった。
タイム比較
- 2024年アメリカGP
- ローソン:Q3進出可能なタイム(1分33秒339)を記録
- 角田:Q2でローソンより0.167秒遅いタイムに
- 2024年末ピレリタイヤテスト(ヤス・マリーナ)
- 角田:レッドブルRB20で走行し、ローソンの最速タイムに0.2秒差まで迫る好タイムを記録
- 結果:角田のレッドブルマシンへの高い適応力を証明
また、経験面では、角田は2021年からF1に参戦し約90戦をこなしているのに対し、ローソンはわずか17戦のF1経験しかない。
この圧倒的な経験の差が、角田の安定性やレース運びの判断力の高さに繋がっており、重要な局面での冷静な対応を可能にしていると言えるだろう。
【レッドブル昇格】チーム首脳陣(マルコ・ホーナー)の評価と期待

レッドブルの首脳陣は両ドライバーをどう評価しているのか。
ヘルムート・マルコ(レッドブルF1アドバイザー)は、
「リアムは精神的に強く、ブルース・マクラーレンやデニス・ハルムを思い起こさせる。彼には成功するポテンシャルがある」
と評価する一方、角田については、
「裕毅は信じられないほど速い。しかし安定性と規律に欠ける部分がある。ただし改善されてきている」
と指摘している。
クリスチャン・ホーナー(レッドブルF1チーム代表)は、
「リアムは困難な状況でも良い仕事をした。特にレースペースは素晴らしい」
と評価しつつ、
「裕毅も良い仕事をしている。特にレーシングブルズでの活躍は印象的だ」
と両者を高く評価している。
技術面では、角田の技術的フィードバック能力が非常に優れているとマルコは評価。
ポストシーズンテストでもチームに好印象を与えた。
一方、ローソンは予選セットアップの適応力が高いと評価されている。
鈴鹿サーキットで歴史が動く!角田裕毅、日本人初のレッドブル参戦!
角田裕毅は4月6日に鈴鹿サーキットでレッドブルデビューを果たす予定だ。
母国日本での開催というプレッシャーの中で、いきなり結果を求められる難しい状況に直面する。
現在の状況では、ローソンはレッドブルRB21で苦戦中。
予選では下位グリッドが続き、決勝でもポイント圏外やリタイアが目立つ。
一方、角田はレーシングブルズで安定したパフォーマンスを発揮し、ポイントを獲得する場面が多い。
角田は25年のF1シートを失ったセルジオ・ペレスの後任には選ばれなかったが、今回の緊急昇格で、ダニエル・リカルドが18年末にチームを去って以来、フェルスタッペンにとって5人目のチームメートとなる。
短期成績が芳しくなければ、2~3レースで再び降格する可能性もあり、プレッシャーは相当なものとなる。
しかし、経験豊富な角田が持つ技術力と速さが、このチャンスを活かすカギとなるだろう
まとめ
角田裕毅のレッドブル昇格は、彼の実力と将来性を示す重要な一歩となる。
経験豊富な角田は、タイム面でもレース成績でもローソンを上回る場面が多く、技術的フィードバック能力も高く評価されている。
しかし、マルコが指摘するように安定性と規律に課題がある部分もあり、トップチームで結果を出し続けるには更なる成長が必要だ。
いずれにせよ、日本人ドライバーがF1トップチームでの活躍を示せるチャンスは非常に貴重であり、角田裕毅の活躍は日本モータースポーツ界全体にとって大きな朗報となる。
地元日本GPでの彼の走りに、多くのファンが期待を寄せている。
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